


このままでうまくいくのか、どうすれば治るのか、心配でたまらないと思います。
そこで本記事では、
大学最終学年となった吃音持ちの私が
これまでの大学生活でどんな苦しかったポイントがあったか
自己流の解決法をもとにどのように改善したのか
をご紹介します。
結論から言えば、私は吃音が治っていません。
しかし、辛いシーンを乗り越えて吃音を出にくくする方法や緊急回避法が身につきました。
何かヒントになるものがあれば幸いです。
私の吃音レベル
私は小学校中学年時に連発性吃音を発症し、その後、引き伸ばし、今では難発性になりました。
緊張している場面ではもちろんですが、仲の良い友人や家族の前でもどもります。
ただ私の場合は毎回というわけではなく、スムーズに話せていると急にそのタイミングが訪れ、会話を凍り付かせていました。
読者の方に私の吃音のレベルをイメージしていただくために、こちらがわかりやすくまとめられていたのでご参照ください。
https://www.stuttering.co.jp/column/1842/
私は、吃音のレベルで第四層、おそらくレベル1の状態だと想定してください。
大学生活で苦しかったポイント
具体的には、以下のシーンで苦戦していました。
・焼肉屋のホールスタッフ
・塾アルバイトの電話対応
・大学授業でのディベート
・就活対面面接
・部活内コミュニケーション
上記二つは、マニュアル・決められている言葉があると話せなくなってしまうパターン。
ディベートは、自分が言いたいことが頭のなかで生成されないまま話してしまって思考停止、口硬直パターン。
対面面接では、緊張もあいまって一番初めの自己紹介の言葉が永遠に出てこないパターン。
部活動では、やっかいなキャプテンがいましてね。佐々井さんという方なんですが、っっっさささっさーさいさん!!!!と特定の言葉が言えないパターン。
かなり恥ずかしい思いや情けない気持ちになったことがありますが、たくさんの事故を経験して自分なりの対処法、改善法が確立されていきました。
これから紹介するものに革新的な方法はないかもしれませんが、誰かの一助になることを願います。
自己流改善法6選
- 言い換え
これは吃音界隈ではやられている方は多いのではないでしょうか。
私のように文頭がなかなか出てこない場合、違う単語で話し始めます。
何度も言い換えを瞬時にしていたので、そのときの頭の回転の速さは誰にも負けないって感じがしますね笑
たまに、前後関係と不自然になってしまうことがあるので注意しましょう。
- リズムを取る
歌を歌うときってどもったこと一度もないんですよね。
そこで、メトロノームを聞いて話すときにそのリズム感覚を再起させて始めの言葉を言いやすくしていました。
頭で再現ができなければ、小さな声でハミングしてから話し始めていたり、指で太ももをトントンと叩くと話しやすくなりました。
- 反復練習をして脳に刷り込む
何度も何度も音読をしてこう質問が来たら、こう返すと脳内をデジタル化していました。
これは就活のエピソードを話すうえで役立ちました。
きっとプレゼンや大勢の前で話す際にも脳にすりこませるくらい練習すれば勝手にスラスラ出てくるのだと自信を持つこともできました。
- 表情筋、舌の筋肉を鍛える
私は吃音だけでなく、滑舌も悪く、早口という聞こえづらさのオンパレードでした。
そこで、滑舌を改善しようとやっていた筋トレが吃音の改善につながっているように感じました。
感じた効果としては大きく口を開けることができる、意識するため、ゆっくり話さざるを得なくなり、自然と声が出てきました。
- マニュアルの言葉は会話するように話す
決まりきった言葉には抑揚をつけて、多少くだけた形にしていました。
お客さんや親御さんと話す必要がありましたが、そんなときも失礼にならない言葉で相槌、合いの手をうまく利用すると話しやすかったです。
- 吃ったときこそ落ち着き、ゆっくり話す
最高にどもって周りからの眼差しが気になることがありましたが、そんなときこそ落ち着く。
むしろ、どもってからが切り替えのチャンスとなり、スムーズに話せるようになりました。
やばいと焦らず、自分なりのスイッチと捉えてその後の会話を自然にすすめました。
まとめ
大学時代の吃りしんどかったシーン
・焼肉屋のホールスタッフ
・塾アルバイトの電話対応
・大学授業でのディベート
・就活対面面接
・部活内コミュニケーション
自己流改善法6選
・言い換え
・リズムを取る
・反復練習
・表情筋、舌の筋トレ
・マニュアルを崩して会話に
・吃ったときこそ落ち着く